まだゆっくり寝ていたいのに、隣で眠るパートナーの目覚まし時計に起こされてしまった…。そんな朝のちょっとしたイライラ、多くの人が一度は経験したことがあるのではないだろうか?
特にパートナーと生活時間が異なる場合、意外と大きなストレスだったりするのだが、最新技術がこの問題を解決してくれそうだ。
ロサンゼルスのスタートアップ「Lucera Labs」がこのほど開発したのが、起こすべき人にだけ刺激を与える目覚ましガジェット「Wakē」。
ターゲット1人にしか届かない光と音で、隣の人の眠りを妨げないというわけだ。
気になるその仕組みは、ベッドに眠る2人を熱センサーで識別し、起床時間になると設定された人にだけピンポイントでLEDのスポットライトと音を照射するというもの。
なぜ音が隣の人に聞こえないかというと、少しでも照射範囲をずれると音が響かない特殊な超音波スピーカーを搭載しているため。
光と音は徐々に強くなっていくので、自然で心地よい目覚めに導いてくれるという。
使い方は、ベッド上の壁に「Wakē」を設置し、スマートフォンのアプリで起床時間や音の種類、ボリュームなどを決定するだけ。人を左右で識別できるので、右側の人は7時起床、左側の人は8時起床、なんて複数設定も可能だ。
「Wakē」は、5月30日までKickstarterにて出資者を受付中で、現在残っているのが、249ドル(約3万円)で1つ贈呈されるプラン。発送は9月頃を予定している。
パートナーとの起床時間の違いに悩まされている人は、ぜひ出資してみては?
Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/58395680/wake-welcome-to-the-dawn-of-bedroom-robotics
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