パストール・マルドナドとの接触でレース後の審議対象に挙がっていたマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンに、5秒のタイム加算ペナルティが科された。
F1中国GPの決勝レース終盤、13番手のポジションを争っていたバトンは、49周目の1コーナー手前で前を走っていたマルドナドのリヤに接触、バトンはコースオフするもそのままレースに戻ることができたが、ダメージを負ったマルドナドは、最終的にリタイアを喫した。
バトンは、フロントウイングにダメージを抱えながらもチームメイトであるフェルナンド・アロンソの後ろ、13位で無事チェッカーを受けたが、中国GPのレーススチュワードは、「カーナンバー22のドライバーがミスを犯し、カーナンバー13との接触を引き起こした」として、バトンに5秒のタイム加算とライセンスポイントぺナルティ2点を科すことを決めた。
この結果、バトンは14位に降格となり、同ポジションでフィニッシュしたトロロッソのカルロス・サインツJr.が13位へ繰り上がった。