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流行はホワイト! 鶏白湯ラーメン注目3軒

2015年04月12日 00:03  オズモール

オズモール

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ようやく分厚いコートを脱ぎ捨て、薄着で歩ける季節が到来。ホワイトが人気の春ファッションだけど、実はラーメン界でもホワイトな「鶏白湯(とりぱいたん)ラーメン」が続々登場中! 「鶏白湯」は主に鶏を煮出して作るスープで、濃厚なコクをもちながらもマイルドで食べやすい。その上、骨から溶け出したコラーゲンがたっぷり含まれているから、まさに女子のためのラーメン!

そこで見た目の美しさにも思わずキュンとしてしまう3軒を、ラーメン評論家本谷亜紀さんに教えてもらった。「味が極上なのはもちろんのこと、プラスアルファの工夫があり、食べるのが楽しいお店ばかりです」。週末は春らしいホワイトなラーメンを食べに出かけてみて。

◆今までにない見た目と味の洋風ラーメン「麺巧 潮」


仙台市内でイタリアンやエスニックなどの5軒の飲食店を手掛けた店主が東京で打ち出したラーメン店で、白と黒の2種類のラーメンを提供している。「鶏白湯ラーメン」(870円)は、タレに生クリームを加えた、今までにない洋風ラーメン。豚バラで巻かれたアスパラやブロッコリー、ポーチドエッグなど、オリジナリティ溢れるトッピングが楽しい。鳥取県産大山鶏のガラからとったスープは、余計な油を取り去っているので、鶏と香味野菜のおいしさをダイレクトに味わうことができる。

「柔らかい印象のスープを、食感のあるトッピングと黒コショウが引き締めてくれます。店内で毎日作る伸びにくく弾力がある細麺との相性も抜群。見た目も美しい一杯です」

◆たっぷりの野菜がうれしい「蔭山 高田馬場店」


フカヒレにこだわる本格中華料理店「自由が丘蔭山樓」で評判だったラーメンを、より気軽に味わえる。「半熟味玉塩そば」(850円)は、手羽をはじめとする鶏だけで作ったトロリとした質感のスープが特徴。もっちりとした麺は、有名製麺所の浅草開化楼製のもの。トッピングは、レタスや水菜などの生野菜サラダ、鶏ささみ、濃厚な味玉。最後に出てくる「プチ御飯」は、スープに入れておじやのようにして食べるのがおすすめ。

「フルコースをいただいたような満足感が味わえる1杯です。後半からは添えてあるレモンを絞ると、さっぱりといただけます」



◆トッピングでカスタマイズが楽しい「鶏そば 三歩一」


ラーメン激戦区・高田馬場にある人気店のメニューは「鶏そば」(650円)と「濃厚鶏そば」(750円)の2種類。2つのメニューの違いは、スープを煮込む時間。「濃厚鶏そば」は、なんと10時間も煮込んでいるそう。岩手県産の銘柄鳥「あべどり」を使用した白いスープには、一切臭みがない。トッピングは、ロール状に巻いた鶏の胸肉と皮をあぶったすね肉、2種類のチャーシュー。全粒粉を配合し、やや固めに茹で上げた自家製麺は濃厚なスープにぴったりの組み合わせ。

「揚げエシャロット、自家製ラー油、醤油で煮た甘辛い生姜などが、卓上に並んでいて、自分好みにカスタマイズできます。おいしく食べられる工夫が細部まで行き届いているのがうれしいお店です」