新ドラマ『ヤメゴク』で主演する大島優子について、共演者の北村一輝が情報バラエティ番組『王様のブランチ』で裏話を明かした。撮影現場では「存在感ゼロ」で気がつかないこともあるかと思えば、ギャラリーの前でも平気で鼻にティッシュを詰めるので心配だという。一方で、殺陣については「十手以上連続する女優はあまり見たことがない」と感心していた。
【この記事の他の写真を見る】
TBS系木曜ドラマ劇場『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』の主人公・永光麦秋役で連続ドラマ初主演となる大島優子と、麦秋の相棒刑事・三ヶ島翔役の北村一輝が4月11日の『王様のブランチ』(TBS系)に生出演した。
警視庁の“足抜けコール”係に勤務する女性刑事・永光麦秋は深い闇を抱えており、ヤクザ全般を個人的に憎んでいる。彼女はそんな心を映し出すかのような黒い喪服姿をしている。大島優子は役作りで「現場では一切笑わないようにしているが、個性的なキャラクターが多く、堤幸彦さんのギャグも盛り込まれる中で、笑いをこらえるのに必死」だと明かす。自分だけシリアスな演技をすることもあるので、周囲には本当にふざけないで欲しいと北村を睨んだ。
『ブランチ』のMC、谷原章介は北村一輝と何度も一緒に仕事しているが「9割方ふざけている」と大島に同情していた。その北村一輝から見た撮影現場での大島優子は「ものすごく集中していて“存在感ゼロ”。皆が撮影で騒いでいる中で、1人だけ端っこで暗く、じっとしているのでどこにいるかわからない」という。それには大島も「気がつかれない時もあるんですよね」と苦笑していた。
相当役に入り込んでいるのかと思いきや、以前、大島と共演したことがある谷原は、「同じように端っこにいたけど、その時は、大体寝てました」と証言。北村も「9割5分は寝てますね」と本音を明かしている。
そんなベテラン俳優の2人も、大島のケンカシーンには感心したようだ。彼女はほとんど殺陣の練習はせずにアクションをその場で覚えて長いシーンを撮ったという。映像を見た谷原は「芯がしっかりしてセンターがきっちりしているので、ブレがない」と評価しており、北村も「女性のアクションは何回も見たが、連続で十手、二十手やるのはあまり見たことがない」と唸っていた。大島が言うには「ダンスの振りのようにすぐ覚える」らしい。
ただ、北村一輝は現場での大島優子について、「周りの目を気にせずに、鼻にティッシュを詰め込むのは止めて欲しい」と指摘する。ギャラリーが見ている前でも平気で鼻にティッシュを大量に詰めて話しているので、「女優なのだから、もっと周りの目を気にした方がいい」と心配しているのだ。それに対して、大島優子は「花粉症なので、鼻水がたれているよりはいいでしょ」と返すが、谷原から「男前なのかもね」と言われていた。
最近では映画『紙の月』、ドラマ『銭の戦争』と様々な顔を見せてくれた大島優子。4月16日より始まる木曜ドラマ劇場『ヤメゴク』では、主演だけに彼女の魅力を存分に発揮してくれそうだ。現場では「存在感ゼロ」でも、放送では画面から飛び出してきそうな迫力のある演技が期待される。
※画像は『大島優子 yuk00shima Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)