もし、あなたがこれから出かける先の建物に2つの入口があり、それぞれの入口には「普通」と「美しい」と表示されていたらどう思うだろうか。
腹が立つ?いい気分がしない?そうした感情が湧きあがることも、当然予想される。
では、世界の人々はどのように反応したのだろうか。そんな様子を収めた、ある動画が海外で大きな話題になっている。
映像では、サンフランシスコ、上海、デリー、ロンドン、サンパウロという世界の5つの都市にあるショッピングセンターの入口に"beautiful"と"average"という入口を設置。
どちらの入口を選ぶかじっくりと考え、決める沢山の女性の姿が映し出されている。
しばらく看板を眺め、あるいは数人のグループでわいわい話し合い、多くの人は「普通」を選び建物内へ入っていく。
でも、ちょっと待って。「美しい」とか「普通」ってそもそもどういう意味?誰が決めるの?
映像の途中から映し出されているのは、ある人は別段気にした風も見せずに、ある人はいつもとは違ったドアに一歩を踏み出し、「美しい」のドアを通り抜けていく女性たち。
「美しい」のドアを通し抜けた人々は一様に笑顔を見せ、口ぐちに「自分の中で何かが変わった」といった感想を残している。
この動画は、Doveが#ChooseBeautifulというキャンペーンの一環で制作したもの。
仕事、家族、自分自身…。女性は、毎日の生活のなかで数多くの選択と向き合っているが、美しいと感じることは、「自分が力を与えられたように感じる選択のひとつ」だと同社はコメントしている。
Doveのある調査によると「自分は美しいか」という質問に90%以上が「No」と答える一方で、80%近くが「どこかが美しい」に「Yes」と答えたそうだ。
動画を見る前と後でどう感じただろうか。気分の持ちようで、世界の見え方がどのようにでも変化するという一例ではないだろうか。
ではもう一度、あなたは「普通」と「美しい」と書かれた入口のどちらを選ぶ?
YouTube
https://youtube.owacon.moe/watch?v=7DdM-4siaQw
tumblr
http://dovechoosebeautiful.tumblr.com/
・動画(まとめ)