箭内道彦監督の映画『ブラフマン』が、7月4日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。
同作は、数多くの広告などを手掛けるクリエイティブディレクター・箭内道彦の映画監督デビュー作。今年で結成20周年を迎えるBRAHMANを題材に、東日本大震災後の復興支援活動なども精力的に行う彼らの「人間」としての素顔を捉えたドキュメンタリー作品となる。箭内は撮影も自身で担当し、手持ちカメラを使ってBRAHMANの4人に密着したという。
あわせて箭内が手掛けた同作のポスタービジュアルも公開。ツアーで訪れたという福島・阿武隈川沿いに佇むBRAHMANメンバーの姿が写し出されている。
■箭内道彦のコメント
僕はこれまで、映画を監督するオファーを、すべてお断りしてきました。たぶんこれからもそうです。
ただ、僕が知っている、ブラフマンの、愛すべきあの四人を、ただスクリーンに映すことであればできると、今回の受諾は、あくまでイレギュラーなものになりました。
また、何か凄いアクシデントが起きたり、血や涙が流れたり、そういった期待に応えることのできる映画には、絶対にならない気がしています。