ルイス・ハミルトンは、メルセデスとの契約延長に関する交渉はほぼまとまっているが、最終的にサインするのがいつになるのはまだ分からないと示唆した。
2014年にタイトルを獲得したハミルトンとチームとの現在の契約は今季末までとなっており、昨シーズン終了後から交渉が本格的に行われてきた。
交渉を自身で進めているハミルトンは、マレーシアGPの際にSky Sportsに対しチームとはほぼ合意に達していると語った。しかし中国GPを前に、まだ正式な契約を結ぶに至っていないとハミルトンは認めた。
今週契約を結ぶ可能性はあるかと聞かれたハミルトンは「それはないと思う」と答えたとSky Sportsが伝えた。
「前回のレースの時にあと1週間で契約を結ぶだろうと言ったのは確かだ。でも自分自身で交渉するのはこれが初めてで、80ページ(の契約書)を何度も何度も読まなければならない。たぶん想像を絶するほどだよ。大量の文章があってそれがすべて法律用語なんだ。だから正直言ってすごく厄介だ」
マレーシアGP後、ハミルトンはフェラーリへの移籍説を一笑に付し、メルセデスとの交渉は「99.6パーセント」終わったと述べていた。