フェルナンド・アロンソが、上海インターナショナルサーキットはマクラーレン・ホンダのマシンパッケージに合ったコースではないとの考えを示す一方で、マレーシアGP同様に中国GPでも他のマシンと近い位置を走りたいと語った。
プレシーズンテストでのクラッシュの影響で開幕戦を欠場したアロンソは、第2戦マレーシアで今季をスタートした。予選では18位にとどまったが、決勝では一時8位を走行、しかし結局パワーユニットのトラブルでリタイアすることとなった。
上海はセパンほどはマクラーレンMP4-30との相性がいいとはいえないというアロンソだが、それでも進歩を果たせることを願っている。
「中国でのレースにはいい思い出がたくさんあるんだ」とアロンソ。
「2回勝っているし、コース自体大好きだよ。セパンのようにいろいろなコーナーと高速のストレートのあるコースだ」
「類似点があるとはいっても、マレーシアほど僕らのマシンパッケージは上海には合っていないと思う。上海が例年どおりの春の初めの気候になり、気温が低く風が強ければなおさらだ」
「それでもオーストラリアからマレーシアにかけて僕らがとても大きな進歩を果たしたのは確かだ。他のマシンとドライバーに混ざって走ることができてすごく嬉しかった。今週末の中国でも同じようなことができればいいね」
「こういった進歩によってチーム全員が自分たちが進んでいる道を信じる気持ちを深めることができる。コースを走るたびに前進していきたい」