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ステキ女子なら押さえたい食事のマナー

2015年04月09日 00:02  オズモール

オズモール

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歓送迎会が増えるこの時期は、いつもよりレストランに行く機会も多くなるはず。そんなときに気になるのは食事のマナー。なんとなく知ってるつもりだけど、なかなか自信を持てないという女子も少なくないのでは? 

「堅苦しく感じる人もいますが、マナーは相手を不快にさせないための思いやりと考えましょう。次の項目は、最低限押さえておきたい食事に関するマナーです」と言うのは、マナーデザイナーの岩下宣子さん。この機会に食事のマナーの基本を復習しよう。

◎姿勢よく美しく振る舞うようにする
意外ときちんとできていないのが食事中の姿勢。テーブルにひじをついたり、足を組んだりするのはNG。気持ちはリラックスしても、背筋を伸ばして座るように。特に年配の人との席では気にする方も少なくないので、気を付けて。

◎食事中の音に注意!
音を立てて食べ物をかんだり、口に食べ物を入れたまま話したりは、同じテーブルを囲む人に不快な行為。無意識にしてしまっていることもあるので注意して。また、アルコールが入るとつい声が大きくなってしまうのも困りもの。周りの客にも気配りを。

◎出てきた料理はすぐにいただいて
話が盛り上がり、でてきた料理が冷めてしまったなんて経験がある人も多いはず。気持ちはわかるけれど、熱い料理は熱いうちに、冷たい料理は冷たいうちに食べるのが鉄則。一番おいしく食べられる状態で料理を提供できるように、店側が気配りしていることを忘れずに。

◎食事の席での喫煙は控える
タバコの煙は、料理の香りや味を損ねてしまうもの。どうしても吸いたいときは同席の人にひと言断って、メインディッシュを終えてからに。また、香水の付け過ぎも同じように料理を味わう邪魔になるので、要注意。

ちなみに、スマホをいじるのもマナー違反。食事中はバッグにしまっておくほうがよさそう。また、店内で写真を撮りたいときは、お店の人に断りを入れてからにしよう。

歓送迎会のときだけでなく、普段から意識すれば正しいマナーが身に付いていくはず。


岩下宣子
全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流小笠原清信氏のもとでマナーを学び、1985年、現代礼法研究所を設立。マナーデザイナーとして、企業、学校、商工会議所、公共団体などでマナーの指導、研修、講演と執筆活動を行う。著書は『マナーのすべてがわかる便利手帳』(ナツメ社)、『美しいマナー あなたの魅力を演出する』(PHP研究所)、『贈るマナー贈られるマナー これでOK』(小学館)ほか多数。