レッドブルF1チームの元チーフメカニック、ケニー・ハンドカマーが、米テスラモーターズに加入し、サービストレーニング部門のグローバルディレクターに就くことがわかった。
ハンドカマーは、キャリア初期のベネトン時代にミハエル・シューマッハーの初タイトルと翌年の連覇に貢献し、フェルナンド・アロンソ時代のルノーでも活躍した。
彼はその後、レッドブル・レーシングに加わり、チーフメカニックとしてチームの成長を支えるとともに、セバスチャン・ベッテルのタイトル4連覇にも大きく貢献。2013年10月にレッドブルを離脱した。
今シーズンは、ベッテルのフェラーリ移籍に伴い、彼と共にマラネロに加わるのではないかとの噂もあったが、新たな活躍の場をF1以外に求めた。
ハンドカマーは、25年のF1キャリアについて、「最高の時間を過ごしてきたと信じている」と語ったと、motorsport.comが伝えている。