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「帽子おじさん」宮間英次郎の展覧会、キュレーションは都築響一と畸人研究学会

2015年04月08日 17:40  CINRA.NET

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宮間英次郎 ©海老名ベテルギウス則雄
宮間英次郎の個展『頭上ビックバン!帽子おじさん宮間英次郎 80歳記念大展覧会』が、4月24日まで東京・恵比寿のNADiff Galleryで開催されている。

1934年に三重・伊勢に生まれた宮間英次郎は、様々な土地に移り住みながら、現在は神奈川・横浜を拠点に、過剰に折り重なったオブジェが集積する巨大な帽子とそれに合わせた格好で繁華街を練り歩くパフォーマンスを行っており、「帽子おじさん」の愛称で親しまれている。

同展は、「チンドン屋に毛が生えた程度のことしかやっていないのに…展覧会ならまだしも、個展なんて場違いな気がする」と自ら語る宮野の生誕80年を記念して開催。キュレーションを手掛けたのは、今柊二、黒崎犀彦、海老名ベテルギウス則雄の3名によって1994年に結成され、様々な「奇人」を国内外で探しているという畸人研究学会と、写真家で編集者の都築響一。

なお、4月11日には畸人研究学会によるトークイベントも開催。また、3月21日に発売された畸人研究学会によるミニコミ誌『畸人研究30号』では、宮野の特集が組まれている。