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『ピース オブ ケイク』劇中劇がまさかのリアル舞台化、劇団鹿殺しの丸尾が作・演出

2015年04月08日 17:40  CINRA.NET

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左から『ピース オブ ケイク』メインビジュアル、丸尾丸一郎 ©2015 ジョージ朝倉/祥伝社/「ピース オブ ケイク」製作委員会
多部未華子の主演映画『ピース オブ ケイク』の劇中劇『ツチノコの嫁入り』が実際に舞台化され、9月17日から東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!で上演されることがわかった。

『ツチノコの嫁入り』は、原作に登場する劇団「めばち娘」による公演で、自分たちの存在を認めない人類に対して復讐を誓うツチノコを主人公にした悲劇の物語。映画では、劇団の座長・千葉役を峯田和伸(銀杏BOYZ)、看板俳優の天役を松坂桃李が演じ、多部が演じる主人公・志乃が、劇団の衣装担当としてキャリアをスタートさせるきっかけになる作品だ。

今回の公演は、映画で劇中劇の構成と演出を担当する丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)による作、演出のもと、劇団めばち娘を実際に旗揚げして上演されるもの。出演者はオーディションによって選出される。詳細は劇団鹿殺しのオフィシャルサイトをチェックしよう。

9月5日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される田口トモロヲ監督の映画『ピース オブ ケイク』は、ジョージ朝倉による同名漫画をもとにした作品。仕事でも恋愛でも流されるままに生きてきた志乃が、引越し先の隣人で、新しい職場の店長・京志郎を相手に初めて本気の恋に落ちたことから展開する恋愛物語が描かれる。多部、峯田、松坂に加え、京志郎役の綾野剛や、木村文乃、光宗薫、菅田将暉、柄本佑、峯田和伸らがキャストに名を連ねている。音楽は大友良英が担当。