トロロッソのテクニカルディレクター、ジェイムズ・キーが、ルノーのF1パワーユニットは大きな進歩を遂げていると語った。
今年ルノーはレッドブルとその姉妹チームのトロロッソにパワーユニットを供給しているが、メルセデスやフェラーリほどの性能を発揮していないとして、レッドブルから強く批判されてきた。
しかしキーは、第2戦マレーシアではルノーに大きな進歩が見られたと認めた。
「実際のところ、ルノーは(開幕戦)メルボルンと比べて大きく進歩していた」とキー。
「メルボルンでは問題があり、その影響を受けた。ドライバビリティなどに問題があったのだ。だがマレーシアでは彼らの努力の結果が見られ、ドライバーたちも非常に満足している」
「まだ完璧ではないが、開幕戦から比べるとかなりよくなった。こういう優れたパフォーマンスが我々には必要だ。フェラーリは改善したし、メルセデスは強力だからね。メルボルンの週末は厳しかったが、ルノーは非常に効果的に挽回を果たしたと思う」
トロロッソのマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツJr.はマレーシアで7位と8位に入り、レッドブルのダニエル・リカルドとダニール・クビアトより上位を獲得している。