南波あつこの漫画『先輩と彼女』が実写映画化され、今秋に公開されることがわかった。
『先輩と彼女』は、2004年から2005年まで『別冊フレンド』に連載された作品。「甘い恋」をすることを野望に持つ高校1年生の都築りかが、別の人に想いを寄せる3年生の「みの先輩」こと美野原圭吾に恋をしたことから、嫉妬や苦い想いを初めて経験する様を描いた青春ラブストーリーだ。
卒業した大学1年生の先輩・沖田葵に想いを寄せる現代文化調査研究部の部長・みの先輩を演じるのは、テレビドラマ『烈車戦隊トッキュウジャー』のトッキュウ1号・ライト役で知られる志尊淳。みの先輩に一途に恋をするりか役を、映画『幕が上がる』などに出演している芳根京子が演じる。さらに、葵役を『烈車戦隊トッキュウジャー』にトッキュウ3号・ミオ役で出演した梨里杏が演じるほか、りかの親友・桃谷木綿子役に水谷果穂、みの先輩の同級生・矢田哲雄役に戸塚純貴がキャスティングされている。監督を務めるのは、2008年に『東南角部屋二階の女』で劇場公開映画を初監督した池田千尋。