映画『悪党に粛清を』が、6月27日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。
1870年代のアメリカを舞台に、妻子を失った男の復讐を描いた同作。妻子を目の前で殺された元兵士のジョンが、復讐のため犯人を射殺したことをきっかけに、犯人の兄である悪名高いデラルー大佐と、犯人の妻で未亡人となったマデリンを巻き込んだ戦いが始まるというあらすじだ。公開されている予告編では、再会したばかりの妻がジョンの目の前で襲われてしまう様子や、デラルー大佐が「2時間以内に犯人を見つけ出せ」と開拓地の民衆に命令する場面のほか、マデリンが男に唾を吐く場面などが映し出されている。
ジョンを演じるのは、テレビシリーズ『ハンニバル』に出演しているマッツ・ミケルセン。声を失ったマデリンを演じるのは『007 カジノ・ロワイヤル』でミケルセンと共演しているエヴァ・グリーン。デラルー大佐役を『ウォッチメン』のジェフリー・ディーン・モーガンが務めている。メガホンをとるのは、ミケルセンと同じデンマーク出身のクリスチャン・レヴリング。