[caption id="attachment_8620" align="alignright" width="250"] 親子の関係は変わっている?[/caption]
中村うさぎ降板後、美保純と共演するレギュラーコメンテーターの席が空いていた「5時に夢中!」(TOKYO MX)水曜日。今月から隔週でスピリチュアリストの江原啓之がレギュラーコメンテーターとして出演している。
江原氏の出演1回目となった4月1日の放送では、ふくよかな体に金髪、ちゃんちゃんこ風の派手な衣装で登場。画面に映る自身の姿を見て「凄いインパクトだなぁ」と開口一番に語っていた。(文:みゆくらけん)
共依存にしない線引きは「親の責任」なのか
そんな江原氏が番組内で強く訴えたのが、仲良しすぎる親子関係についての懸念。近頃、子離れできない親、親離れできない子どもが増加しているという夕刊ベスト8の記事に対して、こう警鐘を鳴らした。
「親が悪い。親が暇なんですよ。それでいて親が自分のことばかり愛しているから、いい親を演じている(つもりになっている)。要するに、ヒマで寂しいんですよ」
さらに「親が自立できていない。子どもが親のお守りをしてあげているだけ。だから子どもが悪いと責めちゃいけない」とも。
確かに最近、思春期になっても異性の親とお風呂に入ることに抵抗がない子どもや、子どもを心配し溺愛するあまり学校に無茶な要求を求めるモンスターペアレントなどが目立ってきている。
親子仲が良いのは大変素晴らしいことだが、親子共依存にならぬよう「ここまで」という線引きラインは親が引くべきなのかもしれない。
ふくよかな体は「愛でできている」といえるワケ
しかし驚いたのは、今回の番組中に江原氏が何度も繰り返した美輪明宏のモノマネの完成度。もはや神レベル。おそらくウマ過ぎて、まわりから褒められまくっているのだろう。調子こいて何度もやっていたが、本当に本人が喋っているようであった。
そこらのモノマネタレント顔負けである。丹波哲郎と美輪明宏はイントネーションが違うだけで声帯は一緒なんですよ、と丹波哲郎のモノマネもやってみせていた。ぜひ機会があれば聞いていただきたい。
あとひとつ。江原氏のふくよかな体は「愛」でできているらしい。体型維持についてふかわりょうに問われた江原氏は、
「デブが飲食店に行くと、どんどんサービスしてくれる。食べないといやなかんじーとか言われるから、おいしいと言って食べる。だからこの体は愛なんですよ」
と開き直った。「便利な言葉がありますね!」とふかわに速攻で皮肉を投げられても、負けずに「愛のかたまり」「愛のおもてなしなんです」と言い続けていた・・・。
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