スーパーGT第1戦は5日、岡山国際サーキットで82周の決勝レースが行われ、GT300クラスはレースを通して盤石の速さを披露したTOYOTA PRIUS apr GTが優勝。ARTA CR-Z GT、Audi R8 LMS ultraが続いた。
いよいよ2015年の開幕レースとなる、スーパーGT第1戦。朝の岡山国際サーキットは大粒の雨が舞っていたものの、昼前からサーキットは曇天となり、少しずつ路面は乾いていくことに。GT500クラス、GT300クラスともグリッドでギリギリまでタイヤ選択に悩まされることになった。GT300クラスでは、何台かがスリックをチョイス。また、シンティアム・アップル・ロータスはスターター、マッハ車検 with いらこん 86c-westは燃料系のトラブルでピットスタートを強いられた。
先頭を走るTOYOTA PRIUS apr GTは、中山雄一がGT300フル参戦初年度を感じさせない素晴らしい走りで、終盤の強い雨にも動じず、そのままトップでチェッカー! TOYOTA PRIUS apr GTが今季開幕勝利を飾った。2位はARTA CR-Z GTで、JAF-GT勢が開幕ワン・ツーとなっている。
3位に入ったのはAudi R8 LMS ultraで、今季WRTとのコラボレーションによる体制強化緒戦を幸先の良い結果で終えることに。4位にもRacing Tech Audi R8が入り、アウディジャパンの大喜多寛社長が訪れたレースで好結果を残している。