4月2日、GP2バーレーン合同テスト2日目。今季からホンダ育成ドライバーとしてGP2に参戦する松下信治がトップタイムを記録した。
午前のセッションは砂嵐の影響で1時間遅れでスタート。序盤は多くのドライバーがピットストップやスタート練習に集中していたが、次第にコースコンディションが改善。まずはセルゲイ・シロトキンがトップタイムをマークした。
午後は多くのドライバーが予選シミュレーションを行い、GP2ルーキーの松下が1分40秒191を出し、タイムシートのトップに名前を刻んだ。松下は自身のツイッターで「初めてちゃんとコントロールして走れた! まだ、攻めれる!」とコメントしており、テスト最終日の走りにも期待がかかる。
松下は2014年に全日本F3チャンピオンとなり、現在21歳。今季チームメイトとなるマクラーレン育成ドライバーのストフェル・バンドーンに匹敵する成績を残すことができれば、未来のF1シートが見えてくるかもしれない。