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レッドブル「シャシーにも問題あり」。ルノーとの争いを棚上げ

2015年04月03日 09:10  AUTOSPORT web

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2015年マレーシアGP ダニエル・リカルド、ダニール・クビアト(レッドブル)
レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコが、ルノーのパワーユニットだけでなくレッドブル・レーシングのシャシーにも問題があると認め、ルノーと協力し合って苦境を抜け出したいと語った。

 今季ここまで苦戦しているレッドブルは、パワーユニットが問題であるとしてルノーを激しく批判してきた。レッドブルのエイドリアン・ニューエイの強い批判に対しルノーF1のマネジングディレクター、シリル・アビテブールは「嘘をつくパートナーと仕事をするのは厳しい」「彼は昔からエンジンマニュファクチャラーを批判してばかりいる」と発言、両者の関係に亀裂が入りつつあるのではないかという懸念が持たれた。

 しかしマレーシアGP後、マルコはシャシーにも問題があると発言した。同グランプリでレッドブルはブレーキの不調にも悩まされて姉妹チームのトロロッソより下位の9位と10位に沈んだ。

「セパンの結果はレッドブル・レーシングにとって残念なものだった。だが落胆しているひまはない。イギリス(のレッドブルのファクトリー)では皆、目を覚ます必要がある」とマルコがオーストリアのServus TVに対してコメントしたとF1iが伝えた。
「シャシーに関して最適な動きをしていない部分があるからだ」

 マルコはまた、レッドブルは今ルノーともめている場合ではなく、協力し合って巻き返しを図るべきであるとも語った。

「互いに愛し合う必要はないが、優れたエンジンは絶対に必要だ。論争は見合わせて、この状況から抜け出し再びトップに立つため、協力し合って取り組むことに集中すると決めた」