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愛に飢えたグザヴィエ・ドランと精神科医の心理劇、映画『エレファント・ソング』予告

2015年04月01日 21:30  CINRA.NET

CINRA.NET

『エレファント・ソング』 ©Sébastien Raymond
グザヴィエ・ドラン主演の映画『エレファント・ソング』の公開日が6月6日に決定。あわせて予告編が公開された。

予告編では、ドランが演じる精神科の患者・マイケルが失踪した担当医の行方を追う院長のグリーンに「真実を知りたいなら僕のカルテを読まないで」と話す場面や、グリーンに頬を打たれるシーン、涙を流す姿をはじめ、グリーンを翻弄しながら巧妙な罠へ陥れていくマイケルの様子が垣間見えるほか、印象的に映し出される象の写真や映像、ぬいぐるみなどを確認することができる。

『エレファント・ソング』は、病院の精神病棟を舞台に、失踪した同僚の行方を追うグリーンと同僚の最後の目撃者であるマイケルが繰り広げる心理劇。監督作『Mommy/マミー』の日本公開を4月25日に控えるドランが、脚本を読んで「これは僕だ。僕に演じさせてほしい」と出演を熱望したという作品だ。人を茶化して翻弄しながらも、愛に飢えている青年・マイケル役のドランをはじめ、グリーン役のブルース・グリーンウッドや、キャサリン・キーナー、キャリー=アン・モスがキャストに名を連ねている。