トヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)は、2015年の若手ドライバー育成プログラムにフィンランド出身のティーム・スニネンを起用すると発表した。すでに発表されているエリック・カミリとともにラリーでの経験を積み、将来のWRC参戦を目指すこととなる。
21歳のスニネンは、昨年のWRC世界ラリー選手権第8戦フィンランドにWRC3で初参戦。シトロエンDS3 R3Tで総合18位を獲得し、クラス優勝を遂げたドライバーだ。今季はカミリとともにWRC2やWRC3で経験を積みながら、トヨタ・ヤリスWRCの開発にも携わっていく。
今回の起用に対しスニネンは、「トヨタはラリーにおいて、素晴らしい歴史を持っている。そのトヨタのWRC復帰に関わることができて光栄だよ」とコメントしている。
「早く走りたくて仕方がない。持っている能力のすべてを出しきって、チームに報いたい。僕はまだ経験が浅いから、少しでも早く成長することが僕の目標だよ」
「チームと一緒に成長していきたいし、ステファン(・サラザン)やセバスチャン(・リンドホルム)、エリック(・カミリ)と一緒に働くのも楽しみだ。このチームはモチベーションがとても高いし、やる気に満ちているよ」