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TMG、若手育成プログラムに21歳のスニネンを起用

2015年04月01日 19:30  AUTOSPORT web

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TMGの若手ドライバー育成プログラムに選出されたティーム・スニネンは、WRC初参戦となったWRCフィンランドのWRC3でクラス優勝している弱冠21歳のドライバー。
トヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)は、2015年の若手ドライバー育成プログラムにフィンランド出身のティーム・スニネンを起用すると発表した。すでに発表されているエリック・カミリとともにラリーでの経験を積み、将来のWRC参戦を目指すこととなる。

 21歳のスニネンは、昨年のWRC世界ラリー選手権第8戦フィンランドにWRC3で初参戦。シトロエンDS3 R3Tで総合18位を獲得し、クラス優勝を遂げたドライバーだ。今季はカミリとともにWRC2やWRC3で経験を積みながら、トヨタ・ヤリスWRCの開発にも携わっていく。

 今回の起用に対しスニネンは、「トヨタはラリーにおいて、素晴らしい歴史を持っている。そのトヨタのWRC復帰に関わることができて光栄だよ」とコメントしている。

「早く走りたくて仕方がない。持っている能力のすべてを出しきって、チームに報いたい。僕はまだ経験が浅いから、少しでも早く成長することが僕の目標だよ」

「チームと一緒に成長していきたいし、ステファン(・サラザン)やセバスチャン(・リンドホルム)、エリック(・カミリ)と一緒に働くのも楽しみだ。このチームはモチベーションがとても高いし、やる気に満ちているよ」