ジェンソン・バトンは、マクラーレン・ホンダがポイント争いに加われるようになるのはヨーロッパラウンドに入ってからだと予想している。
マレーシアGPでマクラーレンは予選でバトンが17位、フェルナンド・アロンソが18位でQ1落ちを喫し、決勝では2台ともパワーユニット関係のトラブルでリタイアした。
決勝で一時8位を走ったアロンソは、「レースペースは驚くほどよかった」「今日は1ポイント取ることも可能だったかもしれない」とレース後に述べていた。
バトンは、マクラーレンとホンダは進歩し続けると期待しているものの、入賞を狙えるようになるのは5月のスペインGP以降だと考えている。
マクラーレンが優勝争いができるようになるのはいつごろからだと思うかと聞かれ、「それについて考える前にまだやるべきことが山のようにある」とバトンが答えたとF1iが報じた。
「次のステップは、今回のレース(マレーシアGP)で争っていた数台の前でフィニッシュすることだ。だが(次戦の中国GPでは)ポイント争いはできないと思う。(第4戦)バーレーンでは可能性があるかもしれない。その前にある程度進歩できればだけど」
「だが僕としては入賞争いができるようになってくるのはヨーロッパラウンドからだと思う。そうなれば大きな進歩だといえる。次のグランプリに向けてパワーユニットや空力面でたくさんの作業が進行中なんだ」