実際にいくつかの国で使用が敬遠されるようになっていた中、世界保健機関(WHO)が管轄する「国際がん研究機関 (International Agency for Research on Cancer)」は今月20日、発がん性リスクの一覧にこのラウンドアップを加えたことを発表した。警告レベルは“probably”という言葉を用いた上から2番目に高い、グループ2Aの「ヒトに対して恐らく発がん性がある」である。また農薬ではテトラクロルビンホスとパラチオンが同じくグループ2Aに加えられ、マラチオンとダイアジノンはやや低い「発がん性の限定的な証拠がある」と示された。