[caption id="attachment_8620" align="alignright" width="250"] ロッカーならロッカーらしい振る舞いを[/caption]
場所は赤羽。庶民的な飲み屋のカウンターの端っこで、ひとり酒を飲む高橋ジョージの姿。これは3月20日放送の「教訓のススメ」(フジテレビ系)最終回での一幕である。ダウンタウンと坂上忍が赤羽の飲み屋を何軒もハシゴをするという内容で、一行は最終的に高橋が待つその店を訪れた。
すでに大量の酒を飲み、酔っ払っているダウンタウンと坂上に対し、ほぼシラフの高橋。飲み屋のカウンターでひとり侘びしく飲む姿、それはあくまで番組側の演出であるが、三船美佳と離婚裁判中の今の高橋ジョージにはあまりにもしっくりきていた。(文:みゆくらけん)
ロックで売っていない人より何倍も痛くミジメだ
高橋に気付いたダウンタウンと坂上は、高橋に当然「旬」な離婚騒動についての話題を振る。「年下とつきあったらありますよ、モラハラなんて! モラハラなんて受け取り側の問題」と坂上。松本も、弱者(この場合は女性という意味)が強いとなっている今の世の中の不公正さを危惧し、「俺はジョージを擁護するよ。だっておかしい」と意見を述べた。
確かにモラハラに関しては、そもそも事実がどうなのかも分からないのに、すでに悪人扱いされている高橋が可哀想である。だが、問題はそこではないのではなかろうか。
たとえモラハラがあったとしても、夫を愛し必要としていたら離婚したいとならないはずだ。モラハラが問題なのではなく、もう愛されていない、夫として必要とされていないという事実に気づかなければならない。
モラハラは、どうにか離婚を決定させたい三船側の「言い訳」に過ぎないという見方もある。「仲良しファミリーキャラ」という立ち位置で得ていた仕事を捨ててでも、離婚したいという三船の気持ちは固く、もう高橋が何を言おうが何をしようが変わらないのである。
愛されも必要ともされていないのに妻にすがる高橋は、ロックではない。かつて、内田裕也が女性をストーキングしたときにも感じたが、ロッカーを名乗るのならそういうかっこ悪いことはしてはいけない。
かっこ悪いことをすると、ロックで売っていない人より何倍も痛く、ミジメに見えてしまうのである。今後、ダイアモンド☆ユカイあたりにも気をつけていただきたい。
テレビでガチで酔う坂上忍のほうが「ロック」だ
ロッカーなら、俺様を振った女房なんかこっちから願い下げだぜ! ぐらいは言ってほしいものである。ジメジメする高橋はもうロックを語れない。カツラみたいなあの髪形もやめたほうがよい。
悔しかったら、今からでもいいから「ロード」以外にヒット曲を作ればいい。いくら売れたからって何章も出して、ロードにばかり頼り過ぎたと思う。そんな夫を、妻は尊敬できないのである。
それにしても、この番組での坂上忍はひどかった。ロケ終了後にも別の仕事があるというのに酒を飲みまくり、本気で酔っ払ってダウンタウンや高橋に絡んでいた。髪の毛はボッサボサ、ろれつも回っておらず、カウンターにつっぷして撃沈している場面も数回。
坂上がテレビなのにガチで酔っ払っているのを見たのは、これが初めてではない。この人の飲み方はいつも「酔うための飲み方」である。
そんな飲み姿から、もしかしたらこの人は現在の自分の爆発的人気度合いを持て余し、訳がわからず恐怖を感じているのでは? とすら疑ってしまう。でも、そうであったとしても、いつも「ガチ」で飲んでいる坂上のほうが高橋よりロックであることは間違いない。
あわせて読みたい:道端アンジェリカ、結婚相手の年収に「5000万円」以上を望む