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フォーミュラEモナコのコースは、F1サーキットの短縮版

2015年03月29日 10:10  AUTOSPORT web

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発表されたフォーミュラE第7戦モナコePrixのコース
5月9日に開催されるフォーミュラE第7戦モナコePrixのコースが発表になった。

 モナコePrixは、F1のモナコGPを開催するモンテカルロ市街地コースの距離を約半分に短縮、12のコーナーを持つ1周1.76kmのコースで行われることになる。

 スタート/フィニッシュライン、そしてピットレーンはF1コースと同一。メインストレートも同じだ。しかし。1コーナーのサンテ・デ・ボーテをターンした後はボー・リバージュを登らず、海沿いの道へと至る。これを真っすぐ行くと、トンネル出口に存在するヌーベルシケインに到達し、ここでUターンする形で再びF1コースに合流。ヌーベルシケイン、タバコ・コーナー、プールサイドシケイン、ラスカスとアントニー・ノーズを経由して、メインストレートに戻る。したがって、カジノ前やミラボー、ホテルヘアピン、ポルティエ、トンネルといった名物コーナーは、モナコePrixでは使われないということになる。

 現在フォーミュラEにドライバーそしてチームオーナーとして参戦中、2004年のモナコGP勝者でもあるヤルノ・トゥルーリは、「非常に良いコースだと思う。もちろん、場所が素晴らしいのは明らかだ。F1コースの半分だが、フォーミュラEにとっては十分だろう」「F1の時、モナコはとても刺激的で、そして挑戦的だった。フォーミュラEのコースは、F1用のレイアウトからすれば少し優しくなっているが、それでもプールサイドの出口などは、難しいだろう」と語っている。

 なおこのコースについては、FIAの承認待ちであるという。