F1マレーシアGPの予選で8番グリッドを獲得したロマン・グロージャンに、グリッド降格のペナルティがくだっている。
グロージャンは予選Q2のスタート時に、各車が降雨の前にタイム計測しようとピットレーンに整列するなか、他のドライバーを追い抜いてコースインした。
スチュワードは、「当該ドライバーはピットレーンに到着した順にコースインしなかった」と声明で述べており、グロージャンに2グリッド降格のペナルティを課した。
この結果、グロージャンは10番グリッドへ降格となり、予選9番手のバルテリ・ボッタスと同10番手のマーカス・エリクソンがそれぞれ繰り上がるかたちとなった。
また、スチュワードは、予選107パーセントをクリアできなかったマノー・マルシャの2台について、フリー走行で十分なタイムを記録しているとし、レース出走を許可している。
ロベルト・メリは予選Q1の107パーセントタイム(1分46秒217)にコンマ4秒届かず、ウィル・スティーブンスに至っては、燃料系のトラブルで走ることができなかった。
マノー・マルシャのチームボス、ジョン・ブースは、メルセデスがミディアムタイヤを履かなければ(107パーセントタイムを)クリアできていたと主張。「彼らがなぜそうしたのか分からない」などど語っている。