1983年および昨年夏の発見はいずれも「Xinjiang Institute for Ecology and Geography」のWeidong Li氏によるもので、彼が率いるチームのメンバーがこの写真を撮影したという。イルリピカは飛行中に死んで落ちて来た鳥の脳みそを食べており、非常に厳しい条件のもとで越冬していることもわかったという。現在の生息数については当初推測された半数にあたる1,000匹ほどとみており、絶滅の危機に瀕している上、滅多に人のいるところに姿を現さないため次の発見はいつになるかはまったく見当がつかない。