全日本F3選手権は27日、岡山国際サーキットで今季3回目となる公式合同テストが始まり、初日のセッションでは高星明誠(B-MAX NDDP F3)がトップタイムをマークした。F3-Nでは、小河諒(KeePer TOM'S F306)が首位となっている。
スーパーフォーミュラの公式合同テストと同じく27日~28日の2日間で行われる全日本F3公式テスト。16台が参加した初日は、強い日差しのもと、11時40分~13時40分の2時間で走行が行われた。
終始ドライコンディションで展開したこの日のセッションでは、序盤に高星が1分23秒728をマークし、最後まで首位を譲らず初日を終えた。2番手には、今季F3デビューの福住仁嶺(HFDP RACING F312)がコンマ2秒弱の差で続き、3・4番手にニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)と山下健太(PETRONAS TOM'S F312)のトムス勢が並んだ。この上位4台が1分23秒台のタイムをマークしている。
F3-Nでは、これまでの公式テストでも速さを見せている小河が1分25秒982をマークして首位に。2番手にDRAGON(B-MAX RACING F308)、3番手に三浦愛(EXEDY RACING F307)が入っている。
全日本F3の第3回公式合同テスト2日目は昼と夕方にそれぞれ1時間のセッションが予定されている。