園子温監督の新作映画『ラブ&ピース』のサウンドトラックアルバムが、6月3日にリリースされることがわかった。
同作には、長谷川博己が演じる主人公・鈴木良一が結成するバンド「レボリューションQ」のデビュー曲として劇中で披露される“ラブ&ピース”など、園監督が作詞、作曲を手掛け、長谷川が歌唱している楽曲3曲を収録。奥野瑛太をはじめとするレボリューションQのバンドメンバー役の俳優陣も演奏を担当している。また、福田裕彦による劇伴や、主題歌となるRCサクセションの“スローバラード”も含む全15曲が収録される予定だ。
6月27日から東京・TOHOシネマズ新宿ほか全国で公開される『ラブ&ピース』は、諦めたロックミュージシャンの夢や、まともに話すこともできない寺島裕子への恋心などを抱える冴えないサラリーマン・鈴木を主人公にした作品。園監督が初めて特撮を使用した作品となり、崩壊する東京の街に巨大化した「LOVE」が愛の怪獣として現れるほか、クライマックスでは東京の街に「愛」が降り注ぐといった演出も盛り込まれたエンターテイメント作品になるという。
主演の長谷川や、裕子役の麻生久美子をはじめ、西田敏行、渋川清彦らがキャストに名を連ねているほか、特撮を駆使したキャラクターたちの声を星野源、中川翔子、犬山イヌコ、大谷育江らが担当する。