まるで日本の地下鉄サリン事件を思い出させるようなそのテロ計画を指摘したのは、英国軍とNATO軍に籍を置き、生物・化学兵器を専門としていたハミッシュ・デ・ブレトン=ゴードン氏。『2paragraphs.com』の“Could ISIS Replicate Tokyo Chemical Attack In New York or London Subway?”という記事の中で、このように述べている。
シリアでは昨年、各地で塩素ガスあるいはサリンガスを使用したとみられる一般市民を多数巻き添えにした無差別テロ事件が発生しており、アサド政権側と反政府勢力は互いに自分たちではないと否定。オランダ・ハーグ市に拠点を持つ「化学兵器禁止機関(Organisation for the Prohibition of Chemical Weapons)」が土壌サンプルをもとに調査に乗り出していた。