WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦しているレベリオン・レーシングは24日、今シーズンのドライバーラインナップを発表し、新たにダニエル・アプトとアレキサンドレ・インペラトーリを起用することを明らかにした。
プラベーターとしてLMP1クラスを戦い、昨年からはオリジナルマシンのレベリオンR-Oneを投入しているレベリオン。今シーズンは、エンジンをトヨタ製からAER製にチェンジすることになっており、その作業に伴ってシリーズ第2戦スパから参戦することがすでに発表されている。
そんなレベリオンは今季のドライバーとして、12号車では昨年と同じくニコラス・プロスト、ニック・ハイドフェルド、マティアス・ベッシェの3名を起用。13号車では、ドミニク・クライハマーが昨年から継続起用となった一方、アンドレア・ベリッチとファビオ・ライマーが離脱。新たにアプトとインペラトーリがドライバーとして起用されることになった。
「アレキサンドレとダニエルとチームに迎えることができて嬉しいよ。彼らが強力な戦力となり、LMP1でライバルたちと戦う手助けをしてくれると信じているよ」と語るのはレベリオンを率いるバート・ヘイデン。
また、かつてGP2を戦い、現在はフォーミュラEで活躍しているアプトは、レベリオンとの契約は「大きなモチベーションになる」とコメント。また、スイス出身で、昨年はKCMGからWECのLMP2クラスを戦いクラス優勝も果たしているインペラトーリは、「母国でモータースポーツのプロモーションを多く行っているチーム」とともにLMP1に挑めることは重要なことなのだと語っている。