ルイス・ハミルトンがメルセデスF1チームと年間5500万ドル、日本円にしておよそ66億円で契約延長に合意する見込みだと、イギリスメディアが伝えている。
今年限りでメルセデスとの契約が切れるハミルトンは、昨シーズンからチームと契約延長の交渉を行ってきたが、両者は未だ合意に達しておらず、最近ではハミルトンがフェラーリと接触したとの噂も流れた。
しかし、フェラーリとの噂は、ハミルトンがマラネロのスーパースポーツカー『LaFerrari(ラ・フェラーリ)』を購入したことに端を発したもので、メルセデスとの契約延長は濃厚とみられていた。
24日、ハミルトンは今週末のマレーシアGPを前に新しい契約が結ばれることを希望していると、英Sky sportに語っている。
「(契約書が)弁護士との間で行ったり来たりしているので、週末の前に決まることを期待しているよ」とハミルトン。
「そうなれば素晴らしいが、そうならなくてもそのうち決まるだろう」
そんななか、英Times(タイムズ)紙は、両者の新契約が年間5500万ドルにおよぶと伝え、さらにTelegraph(テレグラフ)は6000万ドルに達する可能性もあると報道、ハミルトンがグリッド上で最も高額なドライバーになると報じた。
ただ、後者のレポートには、実際の発表が「今週末は期待できない」という関係筋のコメントが付け加えられている。
ハミルトンは、2013年にメルセデスに加入するにあたり、3年総額1億ドル(当時約77億円)で契約したと報じられている。