ドキュメンタリー映画『Looking for Johnnyジョニー・サンダースの軌跡』が、4月25日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
シンガーでギタリストでもあるジョニー・サンダースは、ニューヨークパンクを代表するロックミュージシャン。ギターブランド「Gibson」のレスポールジュニアを愛用したギタリストとしても知られている。1971年にNew York Dollsを結成し、1975年からThe Heart Breakersで活動。その後はソロ活動を行っていたが、1991年の来日公演直後に38歳の若さで亡くなった。
ドラッグ中毒でもあったサンダースの破天荒な生涯を追った初のドキュメンタリーとなる同作は、周囲の人々へのインタビューや数々の未発表映像で構成。出演者には、New York Dollsのメンバーであったジェリー・ノーラン、シルヴェイン・シルヴェイン、プロデューサーのマルコム・マクラーレンをはじめ、写真家のボブ・グルーエン、テリー・チャイムズ(ex.The Clash)、アラン・ベガ(Suicide)らが名を連ねている。監督はThe Clashのドキュメンタリー映画『ザ・ライズ・アンド・フォール・オブ・ザ・クラッシュ』を手掛けたスペイン出身のダニー・ガルシアが務めている。