スーパーGTのメーカー合同テストは3月24日、富士スピードウェイで1日目午後のセッションが行われ、カルソニックIMPUL GT-Rがトップタイムをマーク。ZENT CERUMO RC Fが2番手に続いた。GT300クラスはまたもKSF Direction Ferrari 458が首位となっている。
時折雲が出るものの、午前中から引き続き晴天に恵まれた富士スピードウェイでのスーパーGTメーカーテスト。序盤に一度赤旗が出たものの、このセッションでは大きなアクシデント等はなく推移していった。
今回のメーカーテストに先立ち、21日にルーキーテストに臨んでいたPACIFIC McLaren with μ'sは、その際にトラブルが発生し初日はまったく走行ができない状態だったが、この日午後になってついにコースイン。周回を重ねていった。
このセッションではアタック等を展開するチームはなく、ロングランが主体に。最終的にカルソニックIMPUL GT-Rがこのセッションのベストタイムをマークし、ZENT CERUMO RC Fが2番手に。ENEOS SUSTINA RC F、ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTと続いた。
GT300クラスでは、岡山テストがシェイクダウンとは思えぬ速さをみせつけるKSF Direction Ferrari 458がまたもトップタイムに。GAINER TANAX SLS、GAINER TANAX GT-RとGAINER勢が2~3番手となった。
この富士メーカーテストで、スーパーGTのオフシーズンテストはひと区切りとなる。今後第1戦岡山に向け、各チームが最後の準備にかかっていく。