映画『ウィークエンド・チャンピオン~モンテカルロ1971』が初夏に公開される。
同作は、F1の世界チャンピオンに3度にわたって輝いたスコットランドのレーサー、ジャッキー・スチュワートと、映画監督のロマン・ポランスキーの交流を捉えたドキュメンタリー映画。1971年に開催された『モナコ・グランプリ』での週末を舞台に、ポランスキーの目線から見たサーキット内外でのスチュワートの様子が映し出されている。
『ウィークエンド・チャンピオン~モンテカルロ1971』は、1972年に『ベルリン映画祭』でのワールドプレミア上映後、劇場公開されずに倉庫に埋もれていたフィルムが発見されたことから今回の公開に至ったとのこと。1970年代当時の映像に、制作から約40年間を経て、ポランスキーとスチュワートが当時の様子を改めて振り返った映像が追加されているほか、ポランスキーによる再編集が施されている。