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ボカロ発の実写映画版『脳漿炸裂ガール』、主演はエビ中・柏木ひなた&竹富聖花

2015年03月19日 11:30  CINRA.NET

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左上から時計回りに、柏木ひなた(私立恵比寿中学)、竹富聖花、浅香航大、菅谷哲也、荒井敦史、志田友美(夢みるアドレセンス)、上白石萌歌 ©2015映画「脳漿炸裂ガール」製作委員会
今夏に全国で公開される映画『脳漿炸裂ガール』のキャストが発表された。

同作は、ボーカロイドを使った楽曲を手掛けるプロデューサー・れるりりによって2012年にニコニコ動画で発表された同名楽曲をもとにした実写映画。同曲は、関連動画が2千5百万回再生されるなど話題を集め、2013年には楽曲の世界観を書籍化した同名小説も出版されているほか、今回の実写映画化にあわせてコミカライズも決定している。

映画版では、聖アルテミス女学院に通う主人公の市位ハナらクラスメイトたちが、突然教室の中で檻に入れられ、生き残った1人だけが「真の卵」として大人の仲間入りができるという携帯電話を使ったサバイバルゲーム「黄金卵の就職活動」に巻き込まれていく様を描く。

薄っぺらい友人たちと格差を感じる高校生活に嫌気が差している1年生のハナを演じるのは、同作で映画初主演を務める柏木ひなた(私立恵比寿中学)。ハナと共にゲームを戦う成績優秀なお嬢様・稲沢はな役を『ホットロード』『暗殺教室』などに出演している竹富聖花が演じる。さらに、同級生の瀬繹マイカ役に上白石萌歌、味田レイコ役に志田友美(夢みるアドレセンス)がキャスティングされているほか、甘いマスクで人気者の教育実習生・久保賀大治役を荒井敦史、ぶっきらぼうな態度で生徒から人気のない実習生・古寺正義役を菅谷哲也、女子生徒の憧れの的である教師・田篠珠雲役を浅香航大が演じる。

メガホンをとるのは、実写映画『テニスの王子様』などのアベユーイチ。脚本は、アニメ『TIGER & BUNNY』の共同脚本などを手掛ける吉田恵里香が担当している。なお撮影は3月末からスタートし、3月25日には撮影現場からのニコニコ生放送が予定されているほか、ニコニコ動画では映画公開までに様々な企画が用意されているという。

■柏木ひなたのコメント
お話をいただいたときは素直に嬉しかったです。また新しい自分を発見できると思うとわくわくします!!!!!
台本をいただいてすぐに読んだんですが正直衝撃的で怖かったです(>_<)
でも曲は怖いとかそういうのはなく難しいなあと感じました!この作品に出会えたのは運命だと思うのでとても難しい役ですが自分自身の挑戦だと思うので頑張ります☆

■竹富聖花のコメント
この映画に決まった時、変わったタイトルだなと思ってわくわくしました。
どういう世界観なのか気になり曲を聴いてみましたが、最初に聴いた時は、なんだ!?と不思議な気持ちになりました。
音楽というよりは未来の短編映画のような、とてもストーリー性があって独特な世界を持っている曲だと思いました。
台本を読んでみてですが、どう展開していくのかハラハラするストーリーだなと思いました。人はみんな裏があり、何かを考え、悩み、そしてまた誰かに強い思いを抱いたり、、崖っぷちまで追い詰められると何をするかわからない。
そういう人間の衝撃的な一瞬を映画館で味わってもらえるように集中力を高めて撮影に挑みたいと思います。