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スーパーフォーミュラ概要発表会がフジテレビで開催。小林可夢偉も意気込み披露

2015年03月18日 18:10  AUTOSPORT web

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フォーミュラ・ニッポン時代も含めるとシリーズ20周年を迎えたスーパーフォーミュラ。2015年概要発表会がフジテレビ本社ビルで開催された。
全日本選手権スーパーフォーミュラは18日、東京・お台場のフジテレビ本社ビルで2015年シーズンのシリーズ概要発表会を開催した。今シーズンの開催概要が発表されるとともに、参戦ドライバーたちが意気込みを語った。

 昨シーズンからは“クイック&ライト”をコンセプトとした新シャシーのSF14とともに、新たに2リッター直4直噴ターボエンジンを採用したスーパーフォーミュラ。車両、エンジンともに熟成の進んだ今年は、昨年までF1に参戦していた小林可夢偉も参戦するなど、例年以上に注目が集まっている。

 フォーミュラ・ニッポン時代を含めるとシリーズ20周年を迎える今年は、すでに発表されている通り、7年ぶりに岡山国際サーキットでのレースが復活し、6サーキットで全7戦が開催。レースディスタンスに関しても、2レース制で争われる最終戦を除きすべて250kmで争われることになった。

 発表会では、日本レースプロモーション(JRP)の白井裕社長が今季開幕に向けて挨拶。「名実ともに世界の三大フォーミュラカーレースのひとつとして、F1、インディカーと並び称されるカテゴリーにまで発展させることを目標」として、今年は“新事業体制”の基礎を構築していく年と位置づけ、プロモーション活動を含めて国内外で様々な施策を行っていくと語った。また、近い将来にレース開催を行うことを目指してアジア地域でもレース映像の配信を行っていくほか、「海外エキシビションレース開催の可能性も模索していく」と明かした。

 その後、各チームの監督、そしてドライバー陣がカーナンバー順に登場し、今季に向けて意気込みを披露。12年ぶりに国内レースに復帰することになる可夢偉も「スーパーフォーミュラというカテゴリーは本当に面白いレースなので色々な人に見て欲しいし、僕自身も盛り上げていきたいと思います。全力で戦って面白いレースをするので、みなさん現場に来てください」と語った。

 最後は、中嶋悟JRP会長が登壇。「ここにいるスーパードライバーたちが自分のプライドをかけてしっかりと戦ってくれると信じています。可夢偉くんも帰ってきましたし、日本の自動車レースのレベルをみなさんにお見せ出来ると思います」と締めくくった。

 なお今シーズンも、シリーズ全戦の予選/決勝をスポーツ専門テレビ局のJ SPORTSが生放送。加えて、いくつかのラウンドでは、サポートレースも含めてのサーキットからの終日生放送も計画中ということで、こちらも気になるところだ。

 また、レース開催週の金曜日には、ドライバーに焦点をあてたミニドキュメンタリー番組『スーパーフォーミュラ Go On!』が新たにBSフジでオンエアされるほか、『スーパーフォーミュラTV』も引き続きフジテレビCS放送でオンエアされる。YouTubeでのダイジェスト映像配信や、Yahoo! GYAO!での決勝レース配信なども引き続き行われる。

 また発表会では、2015年シーズンのテーマソングとして、スウェーデン出身のバンドであるDirty Loopsの『Take On The World』が採用されたことが発表。Dirty Loopsからのビデオメッセージも上映された。