明石家さんま主演の舞台『七人ぐらいの兵士』が、7月5日から東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーン、8月19日から大阪のシアターBARAVA!で上演される。
生瀬勝久が脚本、水田伸生が演出を手掛ける『七人ぐらいの兵士』は、2000年に初演され、2001年に再演。戦時中に吉本興業が実際に編成したという芸人たちによる戦地慰問団「わらわし隊」をモチーフにした物語を描き、明石家、生瀬、水田の3人が2004年に『JOKER』、2009年に『ワルシャワの鼻』などの舞台を上演するきっかけとなった作品だ。
物語の舞台は、戦時中の中国にある日本軍の駐屯地。再訓練が必要なため、同地に集められた大阪出身者のみの分隊で、リーダーの元漫才師・木下兵長や、行方不明になっていた木下のかつての相方・水嶋上等兵らが巻き起こす騒動を描く。
14年ぶりの再演となる今回は、木下役の生瀬、水嶋役の明石家をはじめ、山西惇、温水洋一、八十田勇一、恵俊彰、中村育二ら初演時のキャストが集結。さらに、野戦病院で木下と出会う、木下の死んだ妹に生き写しの看護婦・吉永花子役の内田有紀や、中尾明慶、須賀健太、森田甘路らも出演する。チケットの一般発売は4月25日からスタート。