マレーシアGPでの復帰を目指しているフェルナンド・アロンソが今週水曜、事故以来初めてマクラーレンのシミュレーターに乗ることが分かった。
アロンソはプレシーズンテスト2回目のバルセロナテストでクラッシュを喫し、脳震盪を起こしたため、医師の忠告により命に関わる危険性もあるというセカンド・インパクト・シンドロームを避けるためにその後のテストと開幕戦の出走を取りやめた。
先週本格的なトレーニングを再開したアロンソは、今週火曜にマクラーレンのファクトリーを訪れ、水曜にシミュレーターに乗る予定であることがチームによって明らかになった。
その後、メディカルテストを受け、FIAから許可が下りて初めて、アロンソがマレーシアに出場することが可能になる。
FIAはレースでのドライバーの安全性向上に役立てるため、アロンソの事故に関する調査を今も行っている。
マクラーレン・ホンダは開幕戦オーストラリアGPで、ジェンソン・バトンが11位完走、アロンソの代役を務めたケビン・マグヌッセンはトラブルが発生してスタートできずに終わった。