映画祭『カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2015』が、5月16日から東京・新宿シネマカリテで開催される。
昨年初開催された同イベントではジャンルや国を越えた新作、旧作、未公開作が上映される。今回のオープニング作品には、スチュアート・マードック(Belle And Sebastian)が脚本、監督を務め、スコットランド・グラスゴーを舞台に恋や友情を描いたミュージカル映画『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』、クロージング作品には、ジャスティン・ロング、ハーレイ・ジョエル・オスメントらが出演し、セイウチに異常な愛着をもつ博士の「人間セイウチ化計画」を描くケヴィン・スミス監督のホラー『TUSK(原題)』が決定している。
また、これまでに上映が発表されている作品は、キム・ギドクが脚本を手掛け、昨年の『第27回東京国際映画祭』で『メイド・イン・チャイナ』というタイトルで上映されたキム・ドンフ監督の作品『鰻の男』、イーサン・ホーク、ミラ・ジョヴォヴィッチらをキャストに迎え、悪徳警官と暴力団の麻薬にまつわる抗争を描いた『アナーキー』、母の葬儀へ向かう途中に誤って男を轢いた事故を隠蔽した刑事を描く『最後まで行く』、ヘイリー・スタインフェルド、ジェシカ・アルバ、サミュエル・L・ジャクソンをキャストに迎え、政府の暗殺養成所で育った女子高生を描くコメディー作品『Barely Lethal(原題)』など。
さらに、売れない俳優の自分探しの旅を描いたザック・ブラフ監督の新作『Wish I Was Here(原題)』、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のエドゥアルド・サンチェス監督の新作『イグジスツ 遭遇』、テレパシーの交信によって互いの感覚を知る2人のラブストーリー『イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち』も上映される。なお、上映作品や上映企画は今後も追加を予定。詳細はオフィシャルサイトに順次公開される。