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大島優子が鈴木おさむ舞台で「美幸」役に、森三中・大島のいじめ経験もとにした物語

2015年03月17日 12:10  CINRA.NET

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左から鈴木おさむ、大島優子、鈴木浩介
鈴木おさむ作・演出の舞台『美幸 ―アンコンディショナルラブ―』が、2016年5月に東京・下北沢の本多劇場、大阪・梅田のサンケイホールブリーゼで上演される。

同作は、放送作家や脚本家、作家として活動する鈴木おさむが、妻の大島美幸(森三中)の経験をもとに、学校で執拗ないじめを受けた少女・美幸が大人になり、全てを投げ出して貫こうとした愛を描いた二人芝居。2012年と2013年の上演時には、鳥居みゆきと山崎樹範が出演した。また、2014年には鈴木自身によって『美幸』のタイトルで小説化された。

今回の上演では、いじめを受けていた自分と同じ境遇を感じた会社の同僚・雄星に無償の愛を捧げる美幸役に大島優子がキャスティング。雄星を悲しませる要因となる全ての人々に復讐を企てるなど、周囲に狂気を感じさせるほどの純粋な愛情を抱くという役どころに挑む。また、雄星をはじめ、男性登場人物5役を鈴木浩介が演じる。

■鈴木おさむのコメント
これは、妻の昔のイジメられた経験を聞き、そこをきっかけに作っていった物語です。自分にとってとても大切な作品を、この二人の最高の役者さんで上演出来ることを光栄に思っています。正直言って、かなり激しい舞台です!一年ありますが、一年でさらに煮立てていきたいと思います!!

■鈴木浩介のコメント
おさむさんの奥様は大島さんですよね。今回ご一緒させていただくのも大島さん。ダブル鈴木、ダブル大島、不思議なご縁を感じております。まさか、僕の名字が鈴木だからキャスティングされたわけではないですよね?おさむさん、優子さん、ご一緒させていただくのを楽しみにしております。全力で頑張ります。

■大島優子のコメント
以前から、作品によって様々な表情を持つ鈴木浩介さんの演技に憧れていました。今回ご一緒できて大変光栄です。舞台上の二人芝居でどういう世界を作れるか今から楽しみで、興奮しています。いかに衝撃的に、そしてリアルに美幸を演じられるか、おさむさんに身を委ねて最後まで喰らいついていきたいです。