新堂冬樹原作の映画『忘れ雪』が今秋に公開される。
新堂が2003年に発表した同名小説をもとにした同作。小学生のときに事故で両親を亡くした深雪と、深雪が見つけた傷ついた子犬を助けた5つ年上のテオの関係性を軸に、離ればなれになった2人がやがて再会し、惹かれ合いながらもすれ違う切ない恋愛模様を描く。
韓国からの留学生で獣医を目指すテオを演じるのは、日本映画初出演となるチャンソン(2PM)。京都の叔父に引き取られたことでテオと別れるが、7年後に大人の女性となってテオと再会するヒロイン・深雪を、6月27日から公開されるSABU監督『天の茶助』にも出演している大野いとが演じる。さらに、久保田悠来、吉倉あおい、碓井将大、浅井雄一、上遠野太洸、高知東生、堀田眞三がキャストに名を連ねている。監督を務めるのは、『初雪の恋 ヴァージン・スノー』『愛の言葉』などのハン・サンヒ。なお、撮影は現在都内で行われており、3月22日にクランクアップする予定だ。
■チャンソン(2PM)のコメント
素敵なシナリオと素晴らしい監督、大野いとさんをはじめとする役者みなさんと一緒に演技ができ光栄です! 今回の作品を通してたくさんのことを学び感じることができて嬉しいです。素敵な作品になると思います! 原作のあるこの映画を楽しみにしているみなさんに満足いただけるように頑張ります!
■大野いとのコメント
私が演じる深雪は、一途に一人の人を想い続ける純粋な女性です。私自身にはこんな経験はありませんが、誰かを思いながら頑張る姿には、とても共感できますし、憧れを感じます。ひたむきな深雪の姿が、見てくださる方々に伝わるように精一杯頑張りたいと思います。