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ギャラリーから採取した物質を電子顕微鏡で拡大、志水児王の個展『landscape』

2015年03月16日 21:50  CINRA.NET

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志水児王『electron line』2014 ©Jio Shimizu, Courtesy of MISA SHIN GALLERY
志水児王の個展『landscape』が、3月20日から東京・白金高輪のMISA SHIN GALLERYで開催される。

1966年生まれの志水は、音、光、振動などの微細な要素を表現素材とし、それらが引き起こす物理現象を視覚的に表現するアーティスト。1994年にサウンドアーティストの角田俊也らとともに共通の制作コンセプトを持つアーティストグループ兼レーベルのWrKを結成し、2006年まで活動していたほか、2008年から2010年までデンマーク・コペンハーゲンを活動拠点にしていた。これまでに『六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004』や『オープンスペース 2014』などに出展している。

個展『landscape』は、作品を展示するギャラリーの床や壁などから採取した微細な物質を、電子顕微鏡を用いて数百から数千倍まで拡大した画像で構成。3台のモニターと超音波スピーカーを使用するインスタレーション作品『landscape』が展示される。なお、初日の3月20日にはオープニングレセプションが開催される。