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ライアン・ゴズリング初監督作『ロスト・リバー』、湖底の街を巡るダークファンタジー

2015年03月16日 21:30  CINRA.NET

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『ロスト・リバー』 ©2013 BOLD FILMS PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
ライアン・ゴズリング監督の映画『ロスト・リバー』が、5月30日から東京・渋谷のヒューマントラストシネマほか全国で順次公開される。

同作は、『ブルーバレンタイン』『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』などの出演作で知られるライアン・ゴズリングの監督デビュー作。経済破綻したゴーストタウンを舞台に、街が衰退した原因は、貯水池建設時に街の一部と一緒に「あるもの」が湖底に沈められたことによる呪いだという噂を聞いた主人公のボーンズが、真偽を確かめるために湖底の街「ロスト・リバー」を探索する中で、危険に巻き込まれていく様を描くダークファンタジーだ。

クズ鉄集めをしながら荒廃した街で暮らす少年・ボーンズを演じるのは、テレビドラマシリーズ『エージェント・オブ・シールド』で知られるイアン・デ・カーステッカー。さらに、隣の家に住むミステリアスな少女・ラットを『グランド・ブダペスト・ホテル』などに出演するシアーシャ・ローナンが演じるほか、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』でゴズリングと共演しており、彼の私生活のパートナーでもあるエヴァ・メンデス、テレビドラマシリーズ『ドクター・フー』の11代目ドクター役として知られるマット・スミスらが脇を固める。なお同作は、2014年の『カンヌ国際映画祭』ある視点部門に出品されている。