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スピッツ新曲は「妄想力をフル稼働」した雪ソング、鈴井貴之監督『不便な便利屋』ED曲

2015年03月16日 12:40  CINRA.NET

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スピッツ
スピッツが、鈴井貴之監督の連続テレビドラマ『不便な便利屋』のエンディングテーマ曲を担当することがわかった。

エンディングテーマに起用されたのは、スピッツの書き下ろしの新曲“雪風”。雪の降る街を舞台にした同作のために、福岡出身の草野マサムネ(Vo,Gt)が「妄想力をフル稼働」させて作り上げた「雪ソング」になっているという。今回のエンディングテーマは、鈴井監督が「彼ら以外考えられない」とバンドにオファーをしたことから実現したとのこと。

4月10日からテレビ東京系で放送がスタートする『不便な便利屋』は、『水曜どうでしょう』の企画構成などで知られる鈴井が、初めて連続ドラマ全編の脚本と監督を手掛ける作品。北海道の田舎町にある便利屋を舞台に、おせっかいの松井、離婚歴3回の梅本と、吹雪の日に迷い込んだ脚本家の若者・竹山が繰り広げる騒動を描いたコメディーになっている。主演の岡田将生をはじめ、鈴木浩介、遠藤憲一、トリンドル玲奈、森崎博之、さくまみお、田中要次、井之上隆志がレギュラー出演するほか、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真、内山理名、小日向文世らがゲスト出演する。

■岡田将生のコメント
何度スピッツさんの曲を聞いて助けられたかわかりません。
いつも暖かく僕の心を包み込んでくれました。
そんなスピッツさんがエンディングテーマになったと聞いた時は、身が引き締まりました。
本当に素敵な曲です。
このドラマも暖かく包み込んでくれてます。
本当にこのドラマには奇跡が起きすぎてます!

■鈴井貴之のコメント
去年の秋、久々にスピッツのライブをZepp Sapporoで拝見した。 自身のブログにも書かせてもらったがその時「僕はスピッツが一番好きだ」と思った。 メロディも歌詞も、4人が奏でる世界も、マサムネ君の声も、すべてが好きだと感じた。 それはもう20年以上も前に感じたものと同じだった。 そして今回ドラマのエンディングテーマにはスピッツ以外考えられなかった。 恐れ多いとは思ったがダメもとで事務所へ自らメールを出した。 事が決まった時には思わず小躍りしてしまった。さらにこの「雪風」を初めて聴いた時、心が震えた。本当に震えた。 ドラマの最後を飾ってくれる最高の楽曲だと思う。 感謝の一言に尽きる。ドラマに合わせて曲をお願いしたが、今はこの曲にふさわしいドラマを仕上げなければと思っている。

■草野マサムネのコメント
鈴井さんが手掛けるドラマ、自分たちが絡んでなくても絶対見てましたよ!ホントに光栄です。登場人物が皆魅力的だから、仲間に入れてもらったみたいな気分で勝手に盛り上がってます。雪の街が舞台なんで、九州育ちの男が妄想力フル稼働させて作りました。バンド史上初?の記念すべき雪ソングです。