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ナスル「ペイドライバー批判に対しコース上で答えを出した」ザウバー日曜コメント

2015年03月16日 12:00  AUTOSPORT web

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F1デビュー戦で素晴らしい走りで5位入賞を果たしたナスル
2015年F1オーストラリアGPの日曜決勝で、ザウバーのマーカス・エリクソンは8位、フェリペ・ナスルは5位だった。

フェリペ・ナスル 決勝=5位
「F1デビュー戦で5位という結果にすごく満足している。チームのためにも僕自身のためにも、入賞することができてすごくほっとした。こういう結果を出せてすごく嬉しい」

「難しいレースだった。スタート直後のターン1は大混乱で、他のドライバーにホイールにヒットされた。クルマが壊れたと思ったが、数周走ってみて何も問題ないことに気付いた。その後はレースは予定どおりに進んだ。最初から最後まで後ろからプレッシャーをかけられていたので楽ではなかった。僕もチームの皆もこのレースを終えて胸がいっぱいになった」

「(一部からペイドライバーと呼ばれることに関して聞かれ)コース上で結果を出すことでそれに対して答えることができたと思う。なぜペイドライバーと言われるのか分からない」

「僕の家族にはドライバー活動を続けるための資金を出す余裕がないが、代わりに昔からずっと僕に投資してくれる人たちがいる。レッドブルのサポートを受けてお金をもらって走るのと、サポートしたいというスポンサーを持っていることと、そのふたつにどういう違いがあるんだろう。僕がペイドライバーだという印象を人はどうして持つのか分からない」

「スポンサーのロゴを自分のマシンにつけたらいけないっていうのかな。こんな風に言われるのはおかしいと思う」

「(フィニッシュ直前には)特別な気持ちになった。これ以上ないほど嬉しかった。夢がかなったんだ。F1に来るまで何年も苦労した。だからこそフィニッシュラインが見えてきた時にはほっとした」

「最初から僕を信じてくれた人たちのことを思って本当に嬉しかった。もちろんチームのことも考えた。彼らは去年とても苦労してきたからね。いろいろな気持ちが混ざり合って、フィニッシュラインが見えた時には本当に嬉しかった」