2015年F1オーストラリアGPの日曜決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは3位を獲得した。
セバスチャン・ベッテル 決勝=3位
「表彰式でイタリア国家は流れなかったけれど、今週末の戦いに大満足だ。小さなミスでキミ(・ライコネン)が完走できなかったのは残念だけど、全体的にとてもスムーズな週末だった」
「一番重要なのは僕らのマシンが優れているということ。これをベースにさらに改良するために作業を続けていく。オーストラリアの現場にいるスタッフにも、マラネロで懸命に働いてくれているスタッフにも、感謝と祝福の言葉を贈りたい。彼らがいたからこそ、この結果が可能になった」
「最高のスタートを決めたとは言えない。かなりホイールスピンしてしまった。イン側のラインを維持しようとした時、タイヤがまだ冷えていた」
「(スタート直後の1コーナーでライコネンと当たったかと聞かれ)分からない。彼の方がスタートはよかった。僕はブレーキングで少し遅れ、彼とサイド・バイ・サイドになった。僕はターン1をタイトにうまく回ることができず、彼はいくつかポジションを落とした。でも当たってはいないと思う。僕は何も感じなかった」
「レース戦略は素晴らしかった。ウイリアムズはトップスピードが優れていたが、ピットストップで彼らの前に出ることができた」
「自分たちのパフォーマンスに関しては今後のレース1戦1戦で確かめていく。今回一度きりのものではないことを確認しなければならない」
「メルセデスとの差を縮めていけるといいね。ギャップは大きいけれど、全チームの中で冬の間に一番向上したのは僕らだと思う」
「昔からフェラーリに乗ることを夢見ていた。正しい時期にそれが実現したね。表彰台でシャンパンを飲んだけれど、チームのために残しておいたよ。皆、大好きだと聞いていたから」
「ファンにも感謝したい。僕らのマシンは予選だけでなく決勝でも素晴らしかった。今後も表彰台に上り、何度か勝てるといいね」
「密かにずっと(フェラーリの)ファンだったけれど、今は堂々とファンだと言える。パレードラップの時から感動していた。赤いマシンに乗れるのは名誉なことだ。レース中、1周1周を懸命に走っている時には色のことは考えないが、チェッカーフラッグを受けた時、本当に感動したよ」