トップへ

フェイスブックで「内定先自慢」する友人がうざい! 「就活あるある」を集めたアプリが登場

2015年03月14日 10:40  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

3月になって就職活動が本格化する中、就活生の日常ネタをテーマにしたiPhone向けゲームアプリ、「就活あるある~たすけて無い内定~」が一部で話題を呼んでいる。

Appストアの紹介ページによると開発したのは、KOUHEI NAKAMURAさん。2月26日にリリースされた。ゲームは至ってシンプルで、画面上に現れる就活ネタのイラストをタッチして次々と収集していくというものだ。

説明会では大抵が「リーディングカンパニー」

このネタが結構よくできている。説明会関係のネタでは、まず「本日は貴重なお話ありがとうございました!」という定型句を言う就活生。質問なのに自分をPRしたくて「『××大学』の××ですって聞かれてもないのに言う」というのもポイントだ。

「『服装自由』で疑心暗鬼」も、最近の就活シーンでお馴染みだ。「服装自由はスーツに脳内変換」したら、結局みんないつものリクルートスーツになるのはよくあること。他のネタも説明会でよくある光景となっている。

「企業VTRに感動して涙。生命保険会社とかほんと泣ける。大抵事故か病気になった父親の話」
「大体リーディングカンパニー。そんなにたくさんあってたまるか」
「社員の入社動機『人が良かった』。それしかいうことないのか」

面接関係のネタでは、「あなたを××に喩えるとなんですか? 調味料や動物が多い。そんなん知るか!」というものも。ただの大喜利にしか感じられないときもある。しかも、そんな面接を繰り返しても、落ちることが少なくないのが現実だ。

「和やかな面接。受かったと思う面接や褒められる面接ほど落ちている就活7不思議の一つ」
「『次の面接で会えたらいいですね』。集団面接の帰り道とかでよく聞かれる呪いの言葉。実際会えない」
「結局、顔。イケメンと美女には内定が集まる」

普通の学生が「意識高い系就活生」に大進化!

中には、「落ちた企業の不買運動」というネタも。化粧品やお菓子など、自分を落とした企業の商品を意地でも買わないというもの。しかし「家族は関係なく買う」ので、結局徹底することができない。

しばらくすると、内定を得た学生もちらほら出てくる。そうすると現れるのが「内定の壁」だ。「内定の有無により生じる友人間との何とも言えぬ感」で、これが人間関係をギクシャクさせる。最近は、友人のSNSにイライラさせられることもあるようだ。

「『勤務先に××を追加しました』。Facebookとかで内定先アピールをするうざいやつ」

こうした就活ネタを収集していくと、プレイヤーが進化していく。最初は呑気な「就活を知らない大学生」だったのが、「普通の就活生」を経て「ゆるふわ系就活生」となり、最終的には「意識高い系就活生」に到達する。

完全にジョークアプリではあるが、意外と評価は高い。Appストアでは「こーゆー就活生いるいる!こーゆー人事いるわーってなるww」「軽快なテンポで気分スッキリする」といったコメントも寄せられていた。

あわせてよみたい:「志望理由なんてあるわけねーよ」にネット反論