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ブリヂストンが今季活動計画を発表。WECやフォーミュラEも「注視している」

2015年03月14日 00:20  AUTOSPORT web

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都内でモータースポーツ活動発表を行ったブリヂストン
ブリヂストンは13日、都内で2015年モータースポーツ活動発表会を行い、今年も四輪・二輪ともに幅広くモータースポーツ活動を展開していくことを発表した。この発表会には、伊藤大輔や影山正彦、久保凛太郎と四輪で活躍するドライバーに加え、二輪のJSB1000王者の中須賀克行も登場してのトークショーも行われた。

 ブリヂストンは今年も、スーパーGT500クラスやGT300クラス、スーパーフォーミュラといった国内トップカテゴリーをはじめ、ニュルブルクリンク24時間やファイヤストンブランドで活動するインディカー・シリーズなど、国内外のカテゴリーにタイヤを供給。また、GAZOO Racing 86/BRZ Raceをはじめとした参加型モータースポーツにも力を注いでいく。

 発表会では、石橋秀一専務執行役員が2015年の活動方針を発表するとともに、グローバルなブランド戦略などを解説。ブリジストンブランドをシンプルに想起させる“Bマーク”のさらなる浸透のため、今年はレーシングタイヤのサイドウォールにもこのマークが掲げられることになった。

 2015年をもって2輪レースの最高峰となるMotoGPへのタイヤ供給を終了するブリヂストンだが、石橋専務によると「今後どのような形でグローバルなプラットフォームを作っていくかは検討中」とのこと。環境技術という観点から「WEC(世界耐久選手権)やフォーミュラEは注視しています」と明かした。

 その後、比留間雅人常務執行役員からタイヤ開発の取組みについての発表がなされ、モータースポーツ活動とタイヤ開発の密接な関わりが説明されたほか、発表会の後半ではブリヂストンタイヤを装着して戦うドライバー、ライダーのトークショーが実施された。ここでは、ラジオDJとしてもおなじみのピストン西沢さんが司会を担当。伊藤、影山、久保、中須賀の4人がトークに臨んだ。


 トークショーの最後には、各ドライバーが今季に向けた意気込みを披露。GT500チャンピオン奪取を狙う伊藤は「昨年はランキング2位という形で悔しい思いをしてるので、チームとして勝ちたいし、ブリヂストンユーザーとしてタイトル奪還を目指して頑張ります」と語った。

 今年のニュル24時間ではレクサスLFA CodeXを駆る影山は「昨年は3台出走して3台ともクラス優勝でき、この上ない結果を残すことができました。今年はLFAとRCという体制で戦います。応援をよろしくお願いします」と応援を呼びかけた。また、今年はスバルBRZで86/BRZ Raceを戦う久保は、BRZにシリーズ初優勝をもたらすべく「勝ちます」と意気込んだ。

 また発表会では、今年もインディカー・シリーズを戦う佐藤琢磨と、MotoGPで連覇を果たしたマルク・マルケスからのビデオメッセージも上映。ともに今季の活躍を誓うとともに、応援を呼びかけていた。