全日本F3選手権は11日、鈴鹿サーキットで第2回合同テストの2日目を迎え、福住仁嶺(HFDP RACING F312)がトップタイムをマーク。F3-Nクラスでは前日に引き続き小河諒(KeePer TOM'S F306)が首位となり、2日間の総合結果でもこのふたりがトップにつけた。
前日に引き続き13台が参加した今回のテストも、冷たい風は吹くもののドライコンディションに。午前9時から行われた2時間の占有走行では、前日まで行われていたスーパーフォーミュラの走行により路面も向上していたためか、序盤から好タイムがマークされていった。
今シーズンからF3にステップアップした福住は、セッション折り返しを前に1分51秒490をマーク。このタイムで2日目の首位につけるとともに、2日間の総合結果でもトップとなった。2番手にニック・キャシディ(PETRONAS TOM'S F314)、3番手に山下健太(PETRONAS TOM'S F312)とトムス勢が続き、4番手は高橋翼(HFDP RACING F312)に。高星明誠(B-MAX NDDP F3)が5番手となった。
F3-Nクラスでは、終盤に1分55秒057までタイムを伸ばした小河が2日間ともに首位に。前日同様、2番手に三浦愛(EXEDY RACING F307)、3番手にDRAGON(B-MAX RACING F308)が入っている。
全日本F3の第3回合同テストは、3月27日~28日に岡山国際サーキットで開催される。